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彩辞苑 [ 紅色 ]



紅色 (べにいろ)
紅は万葉集にも詠まれている古くからのの色名で、
平安時代には禁制されるほどこの染色が広く愛好されたが、
鎌倉時代以降、色の禁制が緩やかになって、
紅染が広く用いられるようになっても、やはり高価な染色に変わりはなかった。
紅花からとられた赤色は「くれない」と呼ばれるのが普通だが、
古くは「へに」ともいったとのこと。
近世では「べに」が通称になった。

染色のほかに化粧料、絵の具などにも用いられたが、この染料には薬効も期待されていたようだ。
近世では女性の胴着は紅絹がもっぱら用いられたが、
皮膚病や循環器疾患などから肌を守る効果も信じられていたらしい。
い色自体が好まれていたから、
高価な紅花の代わりに茜や蘇枋で染めた似紅や紛紅が工夫され、江戸時代には流行した。
RGB Code : #BE003F
Reference : 主婦の友社色の名前辞典
Last Updatted Time : 2007/01/31 02:32:46