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彩辞苑 [ 銀鼠 ]



銀鼠 (ぎんねず)
江戸時代の2大流行色が茶と鼠で、俗に「四十八茶百鼠」といわれた。
これは実際の数とは無関係で、ただ数が多いということを表わしているにすぎない。
登場したのは茶のほうが早く、鼠は江戸中期以後に染色の色名によく見られるようになる。
銀鼠はその数ある鼠色のひとつで、鼠(別名、銀色)に次いで明るい銀のような鼠色のこと。
ところが、この明るい鼠色は、昔は喪の色でもあった。
天子が父母の喪に服される時は、錫紵という喪服を着用されたという。
浅墨染の錫色服のことである。
臣下は鈍色の袍を着たというが、この鈍色もまた灰色の一種といえるようなくすんだ色の名前である。
つまり灰色のような無彩色系統の色は、伝統的に喪の色であり、凶色とされていた色だった。
それが、江戸時代には粋な流行色に生まれ変わったのだ。
RGB Code : #9C9C9C
Reference : 主婦の友社色の名前辞典
Last Updatted Time : 2007/01/18 18:42:56