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彩辞苑 [ 樺色/蒲色 ]



樺色/蒲色 (かばいろ)
蒲の穂のような色、ということで蒲色とも書く。
樺は桜の樹皮のこと。アイヌ語のカニハに由来するということである。つまり樺は借字ということになる。
ところが平安朝の襲の色目には樺桜という色目があるので、この名前は古くから知られていたようでもある。
樺桜の色目は、表が蘇枋、裏が濃蘇枋、または表が、裏は、そのほかの説もある。
樺桜は山桜の一種で、「源氏物語」にもその花の咲きみだれた様子の形容が出てくる。
その樹皮のような濃い茶色を表す色名である。

この樺色と、水草の蒲の穂のような蒲色とは、特に色の区別はなく、どちらも同じように用いられてきたようだ。
近世になって、これが樺茶または蒲茶という色名で呼ばれるようになり、茶の色合いがいっそう強調されてくる。
この場合も樺と蒲の両方が使われる。
RGB Code : #B64826
Reference : 主婦の友社色の名前辞典
Last Updatted Time : 2007/01/17 20:59:13