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彩辞苑 [ 黄蘗色/黄檗色 ]



黄蘗色/黄檗色 (きはだいろ)
黄蘗は日本の山地に自生する落葉高木で、この樹皮の内皮が鮮やかな黄色をしているので、
これが昔から黄色の染料に用いられてきた。それが黄蘗色

天平時代の色紙にも黄蘗染の紙があるそうで、この染色の歴史はまことに古い。
しかし、この染色も宮廷の服色として尊重されたような形跡はない。
「延喜式」の雑染用度には、黄蘗単独で染めた黄色の染色は出てこない。
もっぱら藍の染料との併用で、いろいろな色を染めるのに利用されている。
たとえば青緑の濃淡を染めたり、
深、中、浅、の4段階の藍色を染めるための藍の補助的染料として黄蘗が用いられている。
染色以外に薬用としての用途もあった。この染料で染めた紙は虫に食われないというような効能のほうが、
色の美しさより珍重されてしまったようだ。
RGB Code : #D6C949
Reference : 主婦の友社色の名前辞典
Last Updatted Time : 2007/01/18 18:38:50