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彩辞苑 [ 古代紫 ]



古代紫 (こだいむらさき)
10世紀の「延喜式」で規定されていた染式が廃止され、
11世紀初めの一条天皇の時代には、四倍以上の袍はすべて1色になってしまう。
これを橡の袍といったそうだ。
そして朝服の色は、緋、の3色になってしまった。
つまり以後、古代のは幻の色になってしまったのである。
しかし、の染色はその後も引き継がれていたことも確かで、むしろ専門化していったと考えられる。
そして近世には、紺屋同様に屋もできた。
それは屋を茶化した川柳があることでもわかる。
そこでやや色のくすんだ紫色古代紫と名付けたのは、その屋業界の仕業だったにちがいない。
これは新しい今風の派手なを今と命名したのに対照させた呼び方である。
その古代紫を、古代そのままの染め方で染めたという保証はない。
古代を想わせるということだろう。
RGB Code : #765276
Reference : 主婦の友社色の名前辞典
Last Updatted Time : 2007/01/18 19:24:18