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彩辞苑 [ 煤竹色 ]



煤竹色 (すすたけいろ)
近世の染色の色名で、汚れてくなった竹のような色を表す。
昔は天井などの汚れを払うのに、先に枝や葉を付けた竹を用いた。
この煤払い用の竹が煤竹である。
あまりきれいな色の形容ではない。

ところが、煤けてずんだような煤竹色が、
宝暦5年頃から、江戸の町々で、男女の小袖や羽織、帷子、単物などに大流行したという話である。
宝暦5年は1755年で、桃園天皇の御代、将軍家重の治世だった。
この年に特別な重大事件が起こったわけではないし、それ以前の時代からの急激な変化が生じたわけでもないのに、
なぜか煤竹色の大流行が発生したとされている。

この渋好みの流行が定着して、煤竹茶という色名ができたが、煤竹色と色の違いはほとんどないそうだ。
RGB Code : #5D5245
Reference : 主婦の友社色の名前辞典
Last Updatted Time : 2007/01/21 22:31:03