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彩辞苑 [ 露草色 ]



露草色 (つゆくさいろ)
日本のい花の代表とされていていたのは露草の花である。
日本の染色では最初期の染料であったかもしれない。
「万葉集」では「つきくさ」の名で詠まれている。
次は巻7の例。

 つき花に衣ぞ染むる君がため
      しみ色ごろもすらむと思ひて

この花を衣にすりつけて染めたことをしのばせる。
色が着くから着草なのだろう。
古名は鴨頭草、別名に、鴨跖草、碧嬋花などむずかしい名前もあるが、
月草、蛍草、花、藍花、帽子草などきれいな名称もいろいろある。
和紙にこの花の汁をしみこませておき、使う時に水に漬けて色を出す方法が考えられて、
この紙を青色紙または移し紙、色を移し色ともいうようになった。
この花汁のは消えやすいので友禅染の下絵を描くのに用いられている。
変わりやすい色の代表でもあった。
RGB Code : #007BC3
Reference : 主婦の友社色の名前辞典
Last Updatted Time : 2007/01/25 02:49:37